ジョン・ウー最新作『レイン・オブ・アサシン』華麗な剣戟と小顔のバービー・スーに萌え!

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どもども、殿井です。

暫く前から近所のブック・オフで\950で売られていた
レッド・クリフPart I』&『?Part II』のスタンダード・エディションDVD(各2枚組・参考価格は¥3,990)を、この枕用ってわけじゃないけど(笑)
そろそろ頃合かなと思い立ち、先日購入しにいったんですよ。

red%20cliff

んで、レジに向かったら丁度その翌日に
「中古DVD10%オフをやる」
との貼り紙に運良く気づいたので、
その場で売り場に戻して翌日またくることにしたんですね。

んで次の日、売り場の棚に戻したブツを手にとってみると、
その日はブツ自体も¥500に値下げされていたという…

さらに10%オフだから2点あわせても¥900。
久々にプチ・ハッピーな気分でしたのことよ♪
…って、僕ってヤツは全くなんてやすい奴なんだか(苦笑)。

それにしても、
ヒット作・話題作の中古DVDって値崩れするのが早いっすよね…
と思ってから確認したら、
『レッド・クリフ』って公開からもう3年弱&2年半弱(DVDリリースからだとそれぞれ約半年短くなりますが)経ってるんですね。

そろそろ、
ジョン・ウーの新作が観たいなぁ…
と渇望しているアジア映画ファン・アクション映画ファンの方も
少なくはなさそうですが、そんな皆様にお待たせしました!

明日8月27日より、ウーの新作武侠アクション
レイン・オブ・アサシン』が日本でもロードショー公開です。

レイン・オブ・アサシン』公式サイト
rain

明朝時代の中国、手にした者が武術界の覇者になるという
達磨大使のミイラを求め、暗殺集団“黒石”が暗躍していた。

reign

“黒石”最強の女刺客、シーユー(細雨)は、
達磨のミイラの上半身を手に入れるも、
ある運命的な出来事から組織を裏切り失踪。

reign

シーユーは整形の秘術で顔を変えてザン・ジン(曹静)と名乗り過去と決別、穏やかな日々の中で出会った配達人のアシャン(阿生)と結ばれるが、
そんな慎ましい日々は長くは続かなかった。

reign

達磨のミイラと彼女の命を求める“黒石”の刺客たちが、
ジワジワと迫っていたのだ…


物語が進むにつれ、ザン・ジン(=シーユー、但しシーユー時代を演じているのはケリー・リン)以外の主要キャラにも、
様々な局面で実は別の顔の持ち主がいたことが判明していく展開は、
気持ち武侠版『フェイス・オフ』的な味わいもありますな。

でも本作の主人公はミシェル・ヨー演じるザン・ジンというヒロインだし、

michel

そういえば劇中でも飛ばなかったような(笑)

確かにスローモーションを交えた舞うような剣術アクションとかは
ウーっぽいんだけど、ちょっといつもと違うムードもあるよね?

それもそのはず。

実は本作は元々ミシェル・ヨーによる本格武侠アクションとして
企画がスタートし、脚本に惚れ込んだウーが
後から企画をバック・アップする形で参加したとのことです。

だからウーのクレジットは、製作と共同監督。

それと、ウーの愛娘アンジェラス・ウー(父親似?)が、
懸賞金目当てで組織から逃れるシーユーを狙い、
あっさり返り討ちにされる役でスクリーン・デビューを果たしています。

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脚本を書き、ウーのサポートを受けながら、
メインでメガフォンをとったのは、
個人的には『ダブル・ビジョン』『THREE 臨死』『シルク』(兼監督)等の
アジアン・ホラーの脚本家として認識していたスー・チャオピン

reigh

試写室で同席したアジア系に強いライターさんに聞いたところによると、
やはり共同監督だった監督デビュー作はかなりベタなコメディだったそうで、実際には多ジャンルの作品を担当している模様。

まぁ、暗殺団の首領が血眼になって達磨のミイラを求めた真の理由とか、
脱力する部分も多少ありますし、
ヒロインものだからというわけではないけど、
物語的に侠気要素はあまり強くないきらいはありますが、
ここは個性派俳優陣が演じる刺客たちとザン・ジンが、
それぞれ必殺剣の応酬で魅せる見応えたっぷりの剣戟を愉しむのが吉。

rain

最近は現代アクションが多いヨー姐さんも、
『グリーン・デスティニー』以来となる本格的な古装篇ということで、
自在に撓る長剣を駆使する高速剣法を実に美しく優雅に披露してくれてます。

reign

reign

でヨー姐さんが主役であることは勿論承知の上で、
でも個人的にもっと燃え、もとい、萌えたのは、
新婚初夜に新郎とその両親を惨殺
死刑にされるところを“黒石”により救い出され、
妖艶な刺客として生まれ変わったジャンチン(綻青)。

reign

演じるのは、アイドル・デュオS.O.S.としてデビューし、
テレビドラマ『流星花園?花より団子?』にてブレイクしたバービー・スー
正直に付け加えると、今書いた頃のスーちゃんのことは
ぢつはよく知らないのだが(苦笑)

整った小顔に華奢な体系がいかにも正統派アイドル出身って感じですよね。

barbie

個人的にバービー・スーを意識したのは、
ラリー・コーエン脚本=デヴィッド・エリス監督コンビによる
傑作サスペンス『セルラー』の香港リメイク『コネクテッド』。

connected

スーちゃんは、勿論理由もわからぬまま誘拐・監禁されるヒロイン役。

小顔を恐怖でひきつらせながら、
壊れた電話を必死に直して外界と連絡をとろうとする姿には
実にそそられましたなぁ。

火事場の馬鹿力で、誘拐犯一味の一人を返り討ちにするシークエンスも、
怯えきった表情故にオリジナルで展開を知っていても、
意外性があってよかったよね。

つうか、オリジナルの元祖肉食系キム・ベイシンガーじゃ、
返り討ちにしても当たり前…みたいな感じだったしな。

スーちゃんは顔立ちが整っているので、きっつい表情も勿論映える。

でも、自分でもちょっと前に書いておいてなんなんだが、
役柄はともかく、
ちっとも男を惑わす妖艶で残忍な刺客には見えない(笑)

reign

“黒石”の刺客のホープとして、
他の刺客達とヨー姐さんの前に現れたスーちゃんは、
姐さんのことを「年増」とか、「平和呆け(みたいなこと)」とか、
力はもう衰えてる」とかさんざん挑発の言葉を浴びせてみるわけだけど、
そこまでの実力は伴ってないのに
精一杯無理して対抗してます感がありありなんだよね。

姐さんの夫アシャン(演じているのは韓流スター、チョン・ウソン)を誘惑しに行っても、
アシャンに軽くあしらわれて全く相手にしてもらえないし。

でもみうらじゅん先生みたく
そこがいいのよ!」と言いたくなるくらいにこれが実に可愛い!

姐さんがどちらかというと面長美女タイプなので、
二人の絡みの部分ではスーちゃんの小顔ブリ
ますます強調されるのもポイントですね。

barbie

因みにスーちゃんは、本作のスー・チャオピン監督の前作『シルク』にも出てましたね。

silk

こちらでは、幽霊を物理現象と捉えて、
ある歪んだ目的のために捕獲を試みるマッド・サイエンティスト(演じているのは江口洋介に共感し、
研究をサポートする科学者役でしたが、
やっぱり周りを見下しているようなきつめの表情と態度が印象的。

silk

でも、江口の真意が読めぬことに苛立ち、
幽霊を持ち逃げしようとしてとり殺されてしまうあたりの
余裕の無さがやっぱり味。合掌。

まぁ、もったいないというか、結構贅沢な使われ方でしたけど、
チャオピン監督のスーちゃんイメージって、
そういう意味では一貫されてるような。

そういう意味では個人的に、チャオピン監督で
スーちゃんが究極のツンデレ・キャラを演じるラヴコメ
とかが見てみたいな…とまた妄想に耽る今日この頃。

ではまた次回で!

▼『レイン・オブ・アサシン』予告編

▼《保持通話》精彩預告片 “コネクテッド”予告編

▼Silk “シルク”予告編


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