次代のホラーファン育成を目指す(?)第3回トミダドール映画祭!

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遂に「タイタニック」のレオ様にアカデミー!
でももっと驚いたのは「マッドマックス怒りのデス・ロード」の6冠達成!
に沸いた日本時間2月29日。

そのちょい前の27日東京・渋谷では三度の飯より、昇進より、男よりホラー映画が好き!という謎のOLとみだ嬢プレゼンツ「第3回とみだドール映画祭」が厳かな雰囲気の中で執り行われた。

年に一度のホラー映画の祭典 | 第3回とみだドール映画祭
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元々は、自分の1年間に観たホラー映画に対する感想を友達の前で延々喋るだけというジコチューキワマリナイ、イベントだったが、3回目の今回は年間鑑賞本数108本=即ち煩悩の数だけホラー映画を見た!といういき遅れ確定な素晴らしい業績に賛同。

ここではお馴染みのライターの殿井君人氏のトーク参加の他、
ゲスト審査員に映画監督の清水崇氏、
雑誌「映画秘宝」から岩田和明氏、高橋ヨシキ氏、
俳優の北村昭博氏が参加。

自分で書いたはずの構成台本を端からガン無視決め込むトミダ譲をサポートする難役MCをジャンクハンター吉田氏が担当するという、殆どの人が来て吃驚のイベントとなった。

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これだけ多くの著名人が一肌脱いだので、トミダ譲も興奮したのか、ピンク一色という華麗なコスチュームに身を包んだ「トミダボーグ」では映画(短編)初主演をこなし、オープニング上映作品として花を添えた。

もちろん「トミダボーグ」は2015年日本で一番地獄と天国(順番でいくとこうなります)を見た男こと山本淳一監督作品だ。

因みに第3回トミダドール結果は以下の通り。

●主演男優賞:アンソニー・ウォン(『タクシーハンター』)
●主演女優賞:パス・デ・ラ・ウェルタ(『マッドナース』)
●新人監督賞:安川有果(『Dressing Up ドレッシングアップ』)
●監督賞:ジョー・ダンテ(『ゾンビ・ガール』)
●とみだドール大賞:『心霊写真部劇場版』『ババドック〜暗闇の魔物〜

栄えある突然のとみだドール大賞に選ばれた『心霊写真部劇場版』からは、原作・脚本を手がけた福谷修氏と特殊メイク担当の千葉さんも壇上に上がり、この記念すべきイベントの成功(予測)を観客と共に喜んでくれたようだ。

イベント中半の目玉はなんといっても、もう一つの「要塞警察」といわれる、籠城型サスペンス「真夜中の処刑ゲーム」の吹き替え版特別上映。

実際にあったカナダでの警官ストライキをベースに、一時的に無法地帯と化した街で、アパートに籠城した市民と、過激すぎる自警団の死闘を描いたこの作品。

津嘉山正種、中田浩二らによる吹き替えで見てこそなんの予備知識もなく、ただ後がきになってしょうがないTV洋画劇場の醍醐味を劇場で味わえたのは至福の一瞬だったりする。

因みに、候補作品の中で個人的には『ニート・オブ・ザ・デッド』、
ゾンビの存在が日常化した世界で、引きこもりのゾンビ化した息子を必死で守り、尚育もうとする母親を熱演した筒井真理子さん(『相棒』『科捜研の女』などきらりと光る脇役でお馴染み)に主演女優賞をあげたい。

パス・デ・ラ・ウエルタの存在感はほぼサイボーグのような存在感で、肉体そのものが個性的過ぎておっさん的にはアカンのよ。

今、ホラーは明らかに絶滅危惧種化しつつある。
特に血飛沫・残酷系はおろか、オーソドックスなゴーストストーリーも含めて一般的に鑑賞できる機会は激減している。

それでも実際は年間108本もホラー映画が公開されており、その記憶をこうして残そう、伝えようというチャレンジは大切に育んでいきたい。
そう、あの子は大人しい子だから大丈夫!とゾンビ化した我が子を守ろうとした筒井真理子さんのように。

鐘の音の短い長いで逆ギレ起こしてもいいよ。
トミダボーグの衣裳を着てこなくてもいいよ。
ゲストに椅子をわざわざもたせてもいいよ。
撮影タイムだって言ってんのに、端っこにいてもいいよ。
ゲスト呼んでおいて花束渡すの忘れててもいいよ。
金の星シールが暗闇で剥がしにくくてもいいよ。
赤いドレスが…もういいや。

いつの日か筒井さんを呼べるまで頑張って続けてください!
頑張れトミダ!頑張れ!
生ける呪怨…いやリアルメイ!陰からだけど応援はしているぞ!

*『第3回とみだドール映画祭』の模様は↓のムービーでご覧いただけます!
 ちょい長めですが、興味のある方はぜひ!


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