（１）は、色々あるけど第一話。新たなウルトラマンの始まりにして後のチームが小さな命を助けようとしていた姿は実にイイ。それにリュウの「バカヤロー！！なんてヘタクソな戦い方だ！！」はやはり街を意図的に盾にしてしまったメビウスの未熟さと自分達だけでは勝てず多大な被害を出してしまったリュウの悔しさと悲しさが出ているシーン。怪獣には勝った、けどそれ以外の部分では彼らは初戦から負けていたのだと思うとここからの戦いが彼らの成長の物語だと強く感じる。
（２）トリヤマ補佐官ですね、もちろん（笑）ウルトラシリーズにおいて強権的な上司はたまにいましたが保守的でトラブルメーカーながら時より見せるムードメーカーっぷりとお茶目さ、そして頼りなさのせいか憎めない困った上司でした。また根っこでは彼にもGUYSの誇りがあると、地球を守る強い意思や部下思いの所も感じられてイヤミな部分もあるが嫌いになれない。
特に補佐官の活躍話？第１６話での「壊れたら、新しいのを買ってやる！！」には惚れた。
（３）エンペラ星人です！メビウスのラストを彩るに相応しい強さと貫禄を持ったまさにラスボス！もう強すぎて絶望感が半端なかった。実は光に憧れていたのではと思わせる最後は逆ウルトラマン的な経歴と合わさってウルトラマンのもう一つの可能性だったのではと考えさせられた。

メビウスの好きなエピソードは…
サコミズ隊長の回想シーンですね。
太陽系の端で、脅威から人知れず地球を守り続けてくれていたウルトラ戦士…
あのゾフィの姿や言葉は、忘れられません。
最終章のサコミズ隊長の変身まで… 一連が全て好きです

1.名作揃いのメビウス、ですがやはり最も心に深く印象付いているのは映画『ウルトラマンメビウス＆ウルトラ兄弟』です。まがりなりにも現代技術を引っ提げて、初めて本格的にウルトラ兄弟の活躍が描かれた作品であり、冒頭からその感動は途轍もないものがありました。舞台となった神戸で行われた握手会イベントで、ダンディ4の方々と触れ合えたのは今でもかけがえのない思い出です。

2.サイコキノ星人のカコちゃんが忘れられません。ミライ君の妹と呼ばれたことで、憂いを秘めたその表情の中にどれだけ密かに安らぎを感じ、温かい心が育まれたのだろうかと、想像しただけで当時涙を禁じ得ませんでした。その想いがあの最終回で実を結ばれたことで、より一層感動が増したことを覚えています。

3.これはもうヤプールです。映画や第24話?26話のヤプール復活編でも大満足でしたのに、暗黒四天王の一人として、あそこまで華々しく悪の美学を魅せてくれるとは夢にも思いませんでした。

思えば、ここへ初めてお邪魔させていただいたのが、メビウス放送直後でした。あれからもう10年経ったのですね。これからも末永く、よろしくお願いします。