そういえば、昨日の初日に
『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード＆フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』見てきましたよ。

仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム 公式ガイドブック (ハイパームック)

入場者特典はフォーゼでしたー(^^)/

んで、さっそく感想記事というわけなんですけど、見終わった後最初に思ったのは「百聞は一見にしかず」。
｢超面白いからまずは見るべき！｣ってこと。

そう言い切っちゃうくらい、今回の映画は”かなりの傑作”だと思います(^^)/
まあ詳しくは続きの方で（極力ネタバレなしでいきまーすw）

●イナズマンの存在をうまく位置づけた｢フォーゼ｣編

映画は「仮面ライダーフォーゼ」パートからスタート。

冒頭から、
・流星＆インガの迫力バトル！
（インガ役原幹恵さんのしたたりおちる汗がセクシーで印象的w）
・弦太朗VS三郎のチェイスシーン！
（昔のカンフー映画をちょっと彷彿とさせますw）
などなど、ワイヤー＆手持ちカメラも多用したアクション演出がとにかく圧巻です。

お話的には、実質的には｢イナズマンVSフォーゼ｣って感じ。

イナズマン＝風田三郎をほぼ中心に位置づけた構成なんですが、
これが三郎が高校生という原作の設定を上手く引用しつつ、
弦太朗の教師としての成長も描くという形でなかなか上手く回ってるんですよね。

短い尺の中でたった一人のライダー部員・みよっぺも含め
”弦太朗と生徒達との交流”に絞った展開
にしたのはストレートで実にフォーゼらしく、個人的には成功だと思います。

その分、旧ライダー部の面々が尺的にちょっと割を食ってますが…
このへんは９０分ちょっとの映画としてはしょうがないとこかなー（苦笑）
（ディレクターズカットに期待しませうw）

●ポワトリンとのコンビで華麗に魅せる「ウィザード」編

そしてその次に来るのが「仮面ライダーウィザード」パート。

ここでは”アンダーワールド”を舞台に
”美少女仮面ポワトリン”が活躍する、不思議な雰囲気のお話が展開します。

一番感じたのは
「ウィザードとポワトリンがこんなに相性イイとは思わなかった！」
ってこと。

晴くん（w）＆優という変身前の絡みもそうなんだけど、それ以上に変身後。
戦いのシーンでの二人のコンビネーションが実にイイ！

優美な感じのウィザードにポワトリンが”華”を添える…って感じで、
バトルがすごく美しく、かつ楽しく見れました。

しかしウィザードのスーツアクターはいわずとしれた高岩さんだと思うけど、
そのアクションにほとんど吹き替えなしでついていってるという
入来茉里さんの身体能力…ただもんじゃないですよ！

正直見てて
「もう２号ライダーとして女性ヒロイン出すべきなんじゃね？」
と考えてしまったほど息の合ったバトルシーンでありました。

あとお話の雰囲気もポワトリンが出るだけあって、
フォーゼ編よりややコミカル寄りな感じかな（浦沢作品としてはかなり抑え気味ですけどw）

でもそういう雰囲気がウィザードとほどよくマッチしていてよい感じーという印象。

無理かもしれないけど、番外編でもいいから
ポワトリンにはTV本編にもぜひ登場してほしい！とすごく思いました(^^)/

●サプライズ満載のバランスが取れた１作

そしてウィザード編に続いて、最後にストーリーがクロスするのが
「MOVIE大戦アルティメイタム」パート。

ここでは、これから見る人のために（ネタバレ回避は重要w）
その内容について詳しく触れることは避けますが、
とにかく最後まで矢継ぎ早のスピード感で見せる”クライマックス”！と言っておきます(^^)

そうだ。ネタバレについても書いておきたいけど、
今までさんざんブログで内容をご紹介してきたこの私が
映画の中で少なくとも２〜３回は
「え！」とか「そうきたか！」と声をあげてしまった（もちろん小声ですよw）
ほど、サプライズ満載なのも今回の特徴かと。

特にその落ちに関しては、情報なしで見れば
誰もが劇場で絶対仰天すること間違いなしwwwww

という感じでざーっと映画の感想を綴ってきましたが、

・ウィザード＆フォーゼという主役の二人はしっかり活躍させつつ
・イナズマン＆ポワトリンという新登場キャラをしっかりはめ込み
・なおかつタイムトラベル＆異世界（アンダーワールド）という設定を生かした伏線もしっかり消化

という欠点らしい欠点を感じないバランスが取れた好作品というのが私的な評価です。

しいて気になった点を上げれば、
クライマックスバトルのCGの質感がちょい今イチ…っていうくらいかな？
（でもそれもスピード感にまぎれて、気にならない方の方が多いかもw）

内心心配していたアクマイザーの扱いも悪役なんだけど、かなり正統派でカッコイイ役柄。
デーモン閣下の熱演もいいですし、”３人の友情”を感じさせるシーンや
ファンをニヤリとさせるセリフもあって決して悪い扱いではないです。

悪役ながらもしっかりオマージュキャラとして大事にされているという印象で
個人的には見てる間はあまり気になりませんでした(^^)/

そのへんはホント最初に書いた「百聞は一見にしかず」っていう言葉につきますね。
私と同じくちょいネガっている人こそぜひ見てほしい！と思います。

「チケット代払っても多分損しない」作品であることは、取りあえず保証いたしますよ(^^)/
興味のある方はぜひ映画館に！

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ｐｓ。
ちなみに行く前に２ちゃんのスレとかは絶対にのぞいちゃダメですよ。
あと、ラストにもいろいろサプライズが待っているので
最後まで決して席を立たない方が吉！(^^)/