今日はなんという日なのでしょうか。

作曲家の宮内国郎さん死去（朝日新聞）

実相寺さんに続き、｢ウルトラＱ｣｢ウルトラマン｣｢快獣ブースカ｣｢ザ・ウルトラマン｣などで数々の名曲を手がけられた宮内さんまで逝ってしまわれるなんて…(Ｔ　Ｔ）

実はついさっきまで、ウルトラマンティガを見ていました。

久々にＬＤを引っ張り出して、実相寺監督の｢花｣｢夢｣の映像美に浸っていたんですけど(^-^)
そのついでに大好きな｢ウルトラの星｣も見返したばかりだったので、このニュースには正直驚きました。

宮内さんの音楽。

｢胸につけてるマークは流星…｣

あの有名なウルトラマンの歌に代表されるような、勇壮で軽やかといったイメージが強いですが、それでいてすごく暖かく優しい…
そんな音楽という印象が強いです

見たばかりの｢ウルトラの星｣。
冒頭のチャリジャのシーンで流れる寂しげなＢＧＭがすごく懐かしかったんですよね。

夕焼けの丘の上、一人ぼっちの怪獣。
肩を落として、とぼとぼと、あてもなく歩いている。

なぜかそんなシーンを想い出しました。

カネゴン？
ガラモン？
シーボーズ？

どの怪獣かはわかんないし、私の思い込みでホントはそんなシーンはなかったのかもしれないのに…
でも、すごく哀愁にあふれた優しい音楽で私は大好きです。

｢ウルトラＱ｣｢ウルトラマン｣という作品には、他のウルトラシリーズと違って、すごく優しい、ジュブナイルな雰囲気がある…と私は思っているのですが、それはこの宮内さんの音楽が大きな要因の一つになっているかもしれないですね。

ご冥福をお祈りします。