仮面ライダー響鬼 二十九之巻『輝く少年』

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いやー、いいお話です!

響鬼も、数えればもう29話目。
半ばを過ぎ、改めて、物語のテーマというか主題を集約したというか。

魔化魍を倒した後、明日夢の元に歩み寄る響鬼さんのカット。

明日夢から見た主観ショットですが、あの1カットにテーマの全てが込められている・・・
そんな気がします。

(以下ネタバレあり)


あらすじは以下の通りです。

武者童子& 鎧姫の圧倒的なパワーに為す術も無い威吹鬼と轟鬼。
そして、魔化魍ツチグモも巨大な姿を現す。
そのころ、明日夢はヒビキとともに山に。
実は明日夢はいわれのない暴力に身体も心も傷ついていた。
ヒビキはそんな明日夢を立ち直らせようと言葉をかけるが…。

私達から見れば、ほんのささいなことかもしれないけど。
それでも明日夢は深く傷ついています。
少年・少女時代にはありがちなこと。

それを正面から受け止めてくれるヒビキさん。
ヒビキさんは言います。

「正しく生きていても、傷つけられることだってあるさ。踏みにじられることだってある。」

答えられない明日夢。

そんな彼を、ヒビキさんは励まします。

「それでも鍛えろ!強く生きろ!」 と。

恐らくヒビキさんは、明日夢の中に過去の自分を見ています。
まだ幼く、弱かったころの自分を。

でも、ヒビキさんは自分の力でそれを克服していった。
想像を絶するつらいことや悲しいこと、理不尽なことと戦っていった。
まさに自分を鍛えていったのです。

冒頭に書いたあのシーン。
明日夢の元に歩み寄るヒビキさんのカット。
あのシーンからは、そういう困難を乗り越えてきた男の逞しさというものが激しく伝わってきました。
男というものはかくあるべきなんだと・・・

その姿は、 恐らく明日夢の心に何かを芽生えさせたに違いません。

その何かが、恐らく次回のタイトル「鍛える予感」 に込められているような気がします。

(その他のポイント)

●バトル
今回のバトルは迫力ありました。
やはり武者童子たちのような強敵が出てくると盛り上がります。
イブキ&トドロキの大ピンチに鋭鬼がさっそうと登場した時は、オーっ!!と思わず声を上げてしまいましたよ。

でもその3人のトリプル音撃を跳ね返すパワーアップ土蜘蛛もすごいけど、
それを軽々と倒してしまう響鬼紅、強すぎ
そのパワー
鬼力以上と見ました(笑) さすが特別遊撃班

●トドロキ達がディスクアニマルを放つシーン
毎回そうですが、鬼達がDAを放つ時、 必ず声をかけてますね。
「よろしくーっす!」とか「頼むな!」とか。
あれが好きなんです。
DA達をモノ扱いじゃなくて、仲間として扱っているようで・・・
こういう細かいセリフを大事にしているところにすごく好感が持てます。


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Comments [2]

No.1

TB&コメントありがとうございました!
今日の響鬼、めちゃよかったですよね!
案の定、ブログも盛り上がってるようで、、
ブログ巡りしている私を見て、ダンナが
「仮面ライダー、、、」とあっけにとられてるんです。
今年の仮面ライダーの素晴らしさを知らない愚か者が、こんなに近くにいたなんて、、、
私はこれからも響鬼を一人でも多くの人にみてもらうために頑張るのだーー

No.2

はじめまして!>風の色、風の声さん
こちらこそコメントありがとうございます!

>今日の響鬼、めちゃよかったですよね!
ホントに心に残る話でしたよねー。
書かれていたとおり、素晴らしいメッセージドラマだと思います。

>今年の仮面ライダーの素晴らしさを知らない愚か者
まあ、そうおっしゃらずに(^^)
身近な人から啓蒙してみるとかどうですか?
いきなり響鬼はアレですから、オダジョーを出しにして、「クウガ」あたりから誘ってみるとか(^^)

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現在はウルトラマンギンガを応援しつつ、鎧武・トッキュウジャー・牙狼、その他BSCS特撮にVFX映画とあいかわらず見るモノためまくって消化が追いつかない毎日(苦笑)
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