2008年04月30日

仮面ライダー電王&キバ『クライマックス刑事』レビュー。

仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事 パンフ表紙

よーやっと見ることができましたよ(苦笑)
けっこう(私としては)早起きして見に行ったわけですが、その甲斐がありました。
もう…メチャメチャ面白い!!!

オープニングの「俺達参上!!」から、ラストまで、
突っ走るデンライナーのようにまさにノンストップアクション
最初からこれほど胸をワクワクさせてくれる作品もそうないと思います。

ということで、結論としては”大満足”。 100点満点ですね!

以下、周回遅れどころか2周遅れくらいですけど、細かいところの感想をば(^-^)
(未見の人はややネタバレありなので注意してください)

●アクションてんこもり

最初に見てて思ったのが、

時を超える犯罪者、イマジンが起こす事件を
徹底的にクライマックスで解決する刑事たち。
彼らには警察手帳も捜査令状もいらない。
彼ら自身が手帳であり、令状である。
彼らに逮捕できないものはただひとつ、神のみ!

というチーム・デンライナーの型破りな設定、
そして刑事物という設定が電王の世界観に実にハマっているということです。
モモタロスはもちろんのこと、タロスズ、良太郎・コハナ・ナオミ・オーナー、
レギュラー陣みんながホントに生き生きと描かれているんですよね。

脚本の小林さんいわく、”ノリが命の電王”ですから、
最終回で盛り上がったハイテンションのそのまま、
みんなでお祭り列車に乗り込んで大宴会してるようなノリで撮ったのかも?(^-^)

そんな感じで展開する数々の痛快アクションは見物です。

特に

・TVシリーズではあまり見なかったキンタロス良太郎の殺陣(かかと落としが凄い!)

・コハナのワイヤーアクション

は必見!!(^-^)

パンフレットで良太郎役の佐藤健さんが

エネルギッシュで躍動感のある作品になったと思う

と書かれていますが、まさにそんな感じの映画に仕上がっていると思いますね。

●違和感のない”キバ”登場

そして話題の初の平成ライダー共演。
仮面ライダーキバ”の登場ですが、これが思いのほか違和感ないのですよね。

良太郎たちと渡・静香は、ほんの1シーンからむだけだし、
キバ&キャッスルドランもいきなり戦闘に参戦。

特にキャッスルドランは

「いつ時を超える能力を得たのだろう?」

と理詰めに考えたら、変は変なんですが、見ている間はそれを感じさせない。

それはこの映画の持つ”勢い”のせいなんだと思います。

また、再度佐藤さんの言葉を借りると

キバが登場できたのも、自由度の高い電王ならでは

このせいもありますね。

やはり電王の世界観は、”平成ライダー共演に実に適した世界観”と改めて認識しました。ホント今回で終了ではなく、電王世界観ベースで全平成ライダー集合とかやってくれないもんでしょうか(^-^)

ちなみに、モモタロス渡は劇場の子供たちにすごく受けてました(笑)

●電王らしい「過去が希望をくれる」ストーリー

あと、見てて一番うれしかったこと。

それは、ど派手なアクション・キバとの共演と商業的な売りはしっかり押さえつつ、
物語の中核は、しっかり電王らしい実に暖かなストーリーだったことです。

その中心人物は、おまけかと思っていた新キャラの鈴木刑事

新米刑事の彼の父親も、(おそらく殉職した)元刑事さん。
父親のほうは、けっこう優秀な方だったらしいのですが、息子の方はドジで気弱で失敗ばかり。
デンライナー署のメンバーにも赴任早々多大な迷惑をかけてしまう。

鈴木刑事はそんな自分(と父親)に大きなコンプレックスを抱いています。
おそらく、刑事になってから、有能な父親と常に比較され続けていたんじゃないかなあ。そして、がんばろうとするけど、なかなか力を発揮できず、父親の肩身の腕時計を握りしめつつ、涙する日々…

そんな過去がなんとなく想像されるのですけど、
その彼をデンライナー署のメンバーとの出会いが救うのです。

強敵ネガタロスに勝つには「全員の力が必要」と侑斗に言われ、
進んで失敗したての鈴木刑事に手を差し伸べる良太郎の優しさ。

それに応え、クライマックスで、泥だらけになりながら
犯人にくらいつく、鈴木刑事のがんばり。

そして、全てが終わり、良太郎の思いやりで
デンライナーで過去の父親と出会う。

憧れ、目標にしてきた父親に初めて出会えた、鈴木刑事の目は希望で輝いていました。

まさに”過去が希望をくれる”。

電王メンバーと、そしてトラウマとなっていた過去との出会いから、もう一度、人が生きていく力を得る

という電王ならではのストーリーが、この映画でも見れたのが、
電王の本質をスタッフがとても大切にしてくれている証拠のような気がして、
無性にうれしかったです(^-^)

ちなみに、鈴木刑事の父親役は、仮面ライダー剣・カリス役の森本亮治さん。
1シーンだけですが、さりげない好演を見せてくれますのでファンは必見かも。

●そして…「クライマックス ベースボール」?

そんな感じで、燃えあり、ワクワクあり、しみじみありと実に面白かった「仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」。

こういう良い映画を見た後は、ずっとその雰囲気にひたっていたくて、パンフレットを読みしきったり、ネットのレビューを見まくったりするのが常なのですが、パンフで佐藤さんがこんなウレシイことを書かれていました。

次回作のアイデアとして、

クライマックス ベースボール」とかどうでしょう?
野球だと4タロスズが絶対燃えると思うんですよ。

これは面白そう!!
野球はあんまりわかんないけど、激しく見たいと思います(^-^)

そのほかにも、舞台化はあり!とかTVのゴールデンでもやりたい!

とか熱意をこめて、続編ネタを語ってらっしゃる佐藤さん。

みんなが何年か経験を積んで、再び集結して電王を作ったら、
また面白いものができると思うので、ぜひやってみたいです。

という言葉でインタビューを締めてらっしゃいました。

うんうん。さすがに今すぐってわけにはいかないとは思いますけど、
「仮面ライダー電王」の世界はこのまま終わりにしてしまうのはあまりに惜しいですよね。

ということで来年の「春の仮面ライダー祭り」は、新ライダー・キバ・電王・カブト・響鬼の各作品チームが野球で対戦する5大ライダー共演「オール平成仮面ライダー/クライマックス・ベースボール」とかでお願いできませんか?(笑)>東映さん

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コメント

私も、先週やっと見てくることができました!
パラレルなのか、本編のどこかに挟まるのか(どうやら「2007年」が舞台のようでした)、はたまた後日譚なのか、まぁ、その辺はうっちゃって、完全にテレビシリーズのままのノリでしたね。
なぜ刑事なのか、という、一番悩ましいポイントも、「かっこいいから」刑事ごっこをしていると、むちゃくちゃな設定で押し通しているのが、電王らしくていきなり入り込めました。
「だって刑事って最高にかっこいいしよう」というモモの動きが、恐らく柴田恭兵の物まねだったのも個人的にツボでした。ええ刑事もの好きなもので・・。

そういえば、今期の土曜のドラマ、ルーキーズで佐藤さんが不良役で出演しいるのですが、やっぱりこの人は演技上手いですねぇ。ちょっとM良太郎にも見えちゃいますが。

Posted by: 石田豊武 at 2008年04月30日 19:47

あんなに「絶対負けない」と言っていたネガタロスは普通に負けてしまって、過去のヒーロー物の悪役と変わらなかった訳ですが、彼の自信の根拠は何だったんでしょう?その訳のわからなさが「とてもイマジンらしい」という事なんでしょうか?
「神のみ!」と強調する「神」とは何なのか、すごく考えてしまいました。それって必要なものだったのでしょうか?
でも、ムダな説明シーン無しで、TVシリーズ本編とは違う世界観を納得させてしまうところはウマい!と唸りました。楽しいお祭りとしては、満足いく映画でした。

Posted by: めぐ at 2008年04月30日 22:59

>「神」とは何なのか
そこはやはり、神の路線に入れるパスを持っていて、
デンライナーの車内では絶対的な権力を持つ、
オーナーでしょう(笑)

やはり、お祭り映画はこれぐらいのハイテンションで
ぶっちぎらなきゃダメですね(笑)

久しぶりに映画で新旧ライダーの共演が
実現したのは、素直にうれしいです!

しかも、ライダーダブルキックだけじゃなくて
巨大ライダートリプルパワーまで見れるとは
思いませんでしたからねぇ…。

Posted by: シュウ at 2008年05月01日 15:17

  息子と見に行きました。低予算を感じさせられる部分もありましたし、特に悪役はかなりチ-プで、あらためて、同じぐらい無理のある設定だったのに、圧倒的に納得させてくれた夏の渡辺さんの存在感をさすがと感じたりもしましたが、そういった弱さを疾走感と電王らしさで蹴っ飛ばした爽快な映画でした。息子も喜んでいました。
 私は若干違和感はあるものの、これはTVの後日譚と理解しています。おそらくTV最終回の別れのあと、夜には「おい良太郎、今度は刑事だ!!!!!。」とミルクディッパーに参上していたに違いない・・・と想像してしまいました。後日譚だとすると、脚本家としては、あのあとどうなったのかという説明をしたくなる気がするんですが、あえてそうせず、いきなりM良太郎がデンバードで登場し、全員でポーズを決めるところからはじめたことで、見た側がいろいろな想像をすることができました。またそのはじまり方が映画全体に勢いをつけており、成功したなと思います。ちなみに僕が一番好きなシーンはリュウタが弁当を食べてるところです。
 その日は平日でたまたま息子の学校の都合で、授業が早く終わったため出かけたのですが、どうせガラガラかと思いきや、お姉さんたちで満員でした。2回も「ここ仮面ライダーの列ですよね」と確認してしまいました。いや驚いた驚いた。

Posted by: やえちゃんのパパ at 2008年05月02日 12:07

 どうも 特警ウインスペクターです。電王の映画は非常の面白かったですよね。電王がこのまま終わるのは本当に悲しいです。ぜひもう一度ぐらいは復活してほしいものです。あと今年の夏の仮面ライダーキバの映画のタイトルが決まったみたいですね。サブタイトルが魔界城の王らしいです。あとゲストライダーの出演者を見て驚きました。堀内健さんらしいです。なんでも3.2メートルまで巨大化するとか。

Posted by: 特警ウインスペクター at 2008年05月03日 20:24


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