2005年10月30日

【GARO-牙狼-】第4話『晩餐』レビュー

今週も、私的にはすっごい面白かった回でした!
いやー、 サイコサスペンスとかシリアルキラー物とか結構好きなもので・・・(^^)

●快楽殺人鬼 パズズ

今週のホラー・パズズは、、立神という医師(加勢大周さん好演!)の身と立場を借りて、 患者たちを喰らう、いわば食人医師
かなり、エグいというか、異常性の高いキャラ
(深夜枠だからこそできるキャラでしょうね)
(以下ネタバレあり)

まあ、よく似た設定の「湘南人肉医」なんて小説 (映画にもなりました)もありましたが、
ホント、いわゆる”快楽殺人鬼” を思いおこさせるキャラクターでした。

医者という名士でありながら殺人鬼であるなんてところは、ちょっと”殺人ピエロ” ジョン・ウェイン・ゲーシーを連想。

その殺人理論も、

患者をいったん死の淵から救っておいて、生の喜び・希望に満ち溢れさせておいて、それを喰らう・・・

という業が深いもの・・・

まさに被害者からしたら、天国から地獄!
希望が多ければおおいほど、恐怖と絶望が大きくなるというわけで。

そういう被害者の恐怖と絶望が大きければ大きいほど、自分の快楽につながるというのは、 快楽殺人者共通の心理のようですね。

まあ、あまりこの辺の話は、突っ込んでいくと、ヤバげな話になるので、やめときますけど・・・
興味のある方は、こちらのHPなど読まれると好奇心が満足できるかと
(ある意味立神医師以上の方々がずらり・・・しかもホントに実在していたわけですから。 もーセンスオブワンダーですよ。お勧めはしませんけどね・・・)

で、GAROの話に戻しますと、

●鋼牙の人間味

この立神パズズ。

頭から伸びる無数の触手 (先端に注射器やメスなどの手術用具装着済(^^))が武器のすごい強敵!

蜘蛛の足のような触手。
シルエットは、ギリシア神話のメデューサのようでもあり、また動きは、 スパイダーマン2Drオクトパスのようでもあります。
なかなか印象的なモンスターですねー。

で、その攻撃に鋼牙は大苦戦。
屋敷に張られた結界のせいもあって、手も足もでず。
GAROに変身することもできないまま、退却を余儀なくされてしまいます。

鋼牙がこんなに苦戦するというのも、4話目にして、初めてですね。

その敗れた鋼牙が、パズズの餌食となった男の妻子に出会うシーン。

父親を失った男の子に、かつての自分 (どうやら鋼牙の父もホラーに倒されたらしいです)を重ね、

強くなれ!」と励ますシーンには、ちょっとジーン・・ ・

弱さとそして熱さ、という鋼牙の人間味が感じられたシーンでした。

私は、最初はこの鋼牙というキャラクター。
冷静に、ある意味冷酷に、ホラーを狩るハンターというキャラクターだと思っていたのですが、このシーンといい、カオルに対する扱いといい、 意外とホットなキャラクターであるようですね。
その内面の熱い心が、今後、魔戒騎士の規律とせめぎ合い、葛藤をよぶようなな気が激しくしているのは私だけ? (^^)

●横山監督の演出

今回の監督は、 アクション監督の横山誠さんが兼任してらっしゃるんですね。

前述しましたが、全編緊張感のあふれる、サイコサスペンスタッチで、なかなか魅せていただきました。
なんかカオルのシーンが、唯一ホッとする清涼剤のようで、いいアクセントになっていた気がします。
あいかわらず、アクションもスピーディーでカッコよかったですしね!

構図とかもなかなか凝っていましたし(序盤、看護婦さんのお食事場面。 構図がシンメトリーという綾川亭日乗・ andy22さんのご指摘にはハタと手を打ちました(^^))、前半、 手術室で立神医師が自分の欲望を吐露(上に書いた患者うんぬんのセリフですね)するシーンは、 光の演出(多分、犠牲者の希望を象徴しているんでしょう)が心憎いばかりです。

アクションだけではない、監督としての才も見せていただけたのではないかと思います。

で、結論としては、全編ハイテンションで、最後まで突っ走って見れた第4話でした。
他のブログをレビューを巡回してみると、そんなにベタほめでもないのが、私的には意外なんですけど・・・

加勢さん扮する、立神のキャラが立ち過ぎて、ちょっと異常?って感じだったからでしょうか?
確かに、ホラーに免疫のない人には、ややエグい回だったかもしれないですね・・・
個人的には、深夜枠だから、これくらいトンガッテいてもよいと思いますけど(^^)

(その他のポイント)

●鋼牙の過去
だんだん、明らかになってきてますね。
鋼牙の父親、タイガ(大牙と書くのかな?)は、ホラーによって殺されていたんですね。
ただ殺されたんではなくて、「斬り殺された」というのが尋常じゃない感じ。

斬り殺されたってことは、剣で殺されたってこと?

でもホラーに剣を持っているやつとかいるのかなあ・・・

なんか重要な伏線のような気がします(^^)

●カオルの手料理
一撃で、食べた人を入院させるほどの、破壊力を持つみたい(笑)
ちなみに中身は、ゴーヤとニンジンとイカリング入りだそうです。

●GARO
今回はスーツで結構アクションしてましたね!

緑の炎をまとった姿に、思わず「あー、これがアレね!」 と口走ってしまいました。

アレというのは・・・イクイップ& プロップシリーズ第2弾のことで~す♪

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コメント

TBありがとうございました! また、レビュー本文中に拙ブログをおとりあげ頂きまして、これまた感謝です!恐縮です! 図々しくもこちらかもTBさせていただきます!
しかし…どういうんでしょう、当方は3話のほうが好みで、4話は初見時にはイマイチというていたらくでした。多分、フィルム全体の流れというかテンポなんだろうと思います。それが、3話は淀みなく最高のものに感じられ、逆に4話では少しもたついて感じられたのではないかと思います。当方のブログでも書いたとおり、自分でもゼイタクな言い草だと思っております!

にしても、立神医師=パズズのキャラのたちっぷりといい、また、そのキャラに喚起される様々なシリアルキラーな、殺人鬼の数々……ツバサさん、お好きですなぁ! レクターと比している方は私もあちこちのブログで散見しましたが、そんなもんじゃないんですね(汗笑)

そして、コウガの亡父のこと。毎回、惜しみなく観客にサジェスチョンが投げかけられますが、いやぁ、安直に邪推してしまっていいものか、悩んでおります。どこかのブログで、「コウガの母親も実は“血を浴びていた”のじゃないか?」なんて想像をしてらしたんですが、それもアリえますよねえ。
いや、なにはともあれ、なんか安易に邪推しちゃうのは、先の楽しみを獲ってしまいそうで、なるべく考えまい考えまいとしているワタシです。
にしても、“血を浴びたモノ”も役にたつってことで(笑)
長々と失礼しました

Posted by: andy22@綾川亭 at 2005年10月30日 22:21

こんばんわ!>andyさん

>TBありがとうございました! 
>また、レビュー本文中に拙ブログをおとりあげ頂きまして、これまた感謝です!恐縮です!

いえいえ、こちらこそ~。
いつもコメントありがとうございます。

>それが、3話は淀みなく最高のものに感じられ、逆に4話では少しもたついて感じられたのではないかと思います。

私は、3話・4話ともなかなかハイテンポで、テンション落ちていないなあ・・・と感じましたけど。
まあ、感じ方は人それぞれですからね(^^)

>また、そのキャラに喚起される様々なシリアルキラーな、殺人鬼の数々……ツバサさん、お好きですなぁ! 

いえ、そんな(^^)
別にそういうものにはまっているわけではないのですが(^^)

前に犯罪心理とかにちょっと興味を持っていて。
平山夢明さんの『異常快楽殺人』という本を読んだことがあったんですね。
(あ、普通そんな本読まないですか? すいません(T T))
そしたら、その本の内容が余りに衝撃的で、何日か、まさに食事する気分にもならなかったときがあって・・・

その内容を今回ガロを見ていて、ちょっと思い出しただけなんですが。

>レクターと比している方は私もあちこちのブログで散見しましたが、そんなもんじゃないんですね(汗笑)

レクターのモデルは、ヘンリー・ルーカスですね。
その人も上の本に出てきてました。
他にももっとすごい人がいっぱい載ってて・・・
ホント、事実はフィクションよりも上を行っている!と思いましたねー。

>そして、コウガの亡父のこと。
>毎回、惜しみなく観客にサジェスチョンが投げかけられますが、
>いやぁ、安直に邪推してしまっていいものか、悩んでおります。

鋼牙の父のこととか、生い立ちとか、確かに情報が断片的に伝えられていて、確かに気になりますねえ。
私なんかは、ある意味邪推というか妄想を楽しんでいるようなところがあったりしますが・・・(^^)

多分今の状況が、けっこう一番楽しい時期なのかなあ・・・なんて思ったりもしますね。

>“血を浴びたモノ”も役にたつってことで
そうそう。
三神官は即殺せ!って言ってましたけど、殺してたら、パズズ倒せなかったじゃん!なんてね。
次回、そう鋼牙に突っ込まれたら、神官たちは何て返すんでしょーか?(笑)

Posted by: ツバサ at 2005年10月30日 23:49

わたしには斬り殺されたではなく 食い殺されたと聞こえました ホラー的にも食うのほうが必然かと

Posted by: morio at 2005年11月03日 13:20

こんばんわ、天です。

見ましたよ〜、第4話
加勢大周さんいいホラーっぷりでしたねぇ(笑)
加勢さんみたいにキャリアがあって顔も知れていて、しかも絶対特撮ドラマに出なさそうな俳優さんが出演すると特撮というカテゴリーにとらわれず普通のドラマと同じ感じに見る事が出来ていいですね!(もちろん主演の二人がいい演技するからというのもあります)ホラー同様ゲストもどんな人が出てくるのか楽しみであります。

今回のホラーは上級ホラーだとかさすがに上級となると手下を従えて強さも圧倒的でした。あの触手みたいなので瞬殺ですからね…グルメホラーという事は、立神医師はいつも高級料理ばかり食べて食に対する欲望にホラーがつけこんで憑依されたってとこでしょうか・・・

ちなみにファアグラはがちょうだと初めて知りました。

あのライター、使いすぎるとエネルギー切れしてしまうみたいで、やっぱりライターはライターなんですね、
補充してる後ろできつい事言いながらブランコゆらしてる三神官がちょいツボでした(笑)

第2話での「食われる方も食われる方だ」の台詞から鋼牙はただホラーを倒すだけのクールなやつだと思ってたのが、人間を守るために戦い無愛想だけど心に熱いものを持つ男というのがわかりました。なんか熱血を表に出さないヒーローってのも結構好きかもしれません!
この頃出してきてはいるけれど
長文失礼しました。

Posted by: 天 at 2005年11月03日 20:19

はじめまして!>morioさん
コメントありがとうございます!

>わたしには斬り殺されたではなく 食い殺されたと聞こえました 
>ホラー的にも食うのほうが必然かと

ありゃ。
そうすると、私の聞き違いでしょうか。
ご指摘いただきありがとうございます!
うかつでした(T T)
見直して、確認いたします(^^)

Posted by: ツバサ at 2005年11月04日 00:12

こんばんわー!>天さん

コメントありがとうございます。

>加勢大周さんいいホラーっぷりでしたねぇ(笑)

ええ。ある意味キテました(笑)

>加勢さんみたいにキャリアがあって顔も知れていて、
>しかも絶対特撮ドラマに出なさそうな俳優さんが出演すると
>特撮というカテゴリーにとらわれず普通のドラマと同じ感じに見る事が出来ていいですね!

確かにー。
一般層に訴求するネタになりそうなんですけどね。
そこらへん、GAROは宣伝が少なすぎるのがちょっと不満です。

>ホラー同様ゲストもどんな人が出てくるのか楽しみであります。

今週の回は、その男ゾルダで、その先はゴロちゃんが出るらしいです(^^)

>立神医師はいつも高級料理ばかり食べて食に対する欲望にホラーがつけこんで憑依されたってとこでしょうか・・・

そうでしょうねー。
今回が食に対する欲望。
1話が性欲、2話が金銭欲…
3話だけちょっと違いますが、なんか「セブン」の七つの大罪みたい。

とするとこれから出てくるホラーは 
高慢・嫉妬・憤怒・怠惰ですか(^^)

>補充してる後ろできつい事言いながらブランコゆらしてる三神官がちょいツボでした(笑)

あの三神官、2ちゃんとかでは余り評判よくない(カオルも)ですが、私はけっこう好きなんですよね。
あのブラブラがなんかイイ(^^)

>心に熱いものを持つ男というのがわかりました。
>なんか熱血を表に出さないヒーローってのも結構好きかもしれません!

普段はクールだからこそ、熱い瞬間が映えるのかもしれませんね(^^)

Posted by: ツバサ at 2005年11月04日 00:27


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