2011年07月04日

トランスフォーマー3Dの秘密①「3D映画ってどんな仕組み!?」



7月29日の日本公開まで、約一ヶ月と迫った『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』。



「すべての謎が明らかに」という常套句と共に登場する今作は、3部作の最終章となる。
壮絶なメカアクションは当然として、今作では古くから陰謀説の多いアポロ11号を絡めたり、オートボットと人類の確執も描かれるようで、ドラマ面もかなり充実している模様。

最後を飾るにふさわしい作品が期待できるが、最大のトピックはやはり3D映像だろう。
エンタメ系の大作は3Dがデフォとなったご時世だが、ご存じのようにマイケル・ベイが3D映画を手がけるのはこれが初。

時には自分でオペレートするほどカメラワークに凝るベイは、業界のお祭騒ぎをよそに、デカくて重い3Dカメラには懐疑的なスタンスだった。ところがスタジオからの要請で、今回ついに筆を下ろすことになったのだ。

ベイの過激なアクションは素の状態でもじゅうぶん体感的だけに、3Dだと激しく酔う気もするのだが、それでも味わいたくなるのがファンの性。
いやファンならずとも、派手さを極めるベイこそは「もっとも3D映画が見てみたい監督」ではなかろうか。
映像革命を売りにしてきたシリーズだけに、シメの今度もどえらい革命を期待せずにはいられない。

問題は、無茶ぶりカメラをはじめとしたベイらしさが、3Dでどこまで生かされているかだが……



がっつり語られ中のとこすいません!
あの~、ジンム先生、質問があるんですけど(^^)/



おや、ツバサちゃん。どうしたの?



そもそも3D映画ってどんな仕組みで、どうやって撮っているんすか?



それはね、ここ(http://3d.panasonic.net/ja/)とかでお勉強してね。



むむ、私には難しすぐる…(T_T)
もっとシンプルに教えてほしいです~。



しょうがないなあ。

簡単に言ってしまえば、2台のカメラで左右の視差がある2つの映像を撮影。
一緒に投写された2つの映像を、3Dグラスが左右の目に振り分けることで、視差を生みだし立体物を見ている気分にさせるんだ。

(3Dカメラの写真)

通常はこんな感じに2台のカメラのレンズを、左右に並べて撮影してる。
ちなみに人間の目は眼球運動(近くのものを見る時は眼球が寄るなど)によって、奥行きの違うものでも正確に把握ができる。
現在はこの動きを取り入れて、被写体との距離に合わせてレンズの間隔を調整し、より自然な立体感を出している。

以前はレンズの間隔が固定だったり調整が大変で、うまく効果が出なかったり、撮影に手間がかかったりして大変だったんだ。



へー。大体わかった(^^)
『アバター』とかも凄かったけど、同じようなカメラを使っていたんですか?



今回の3D撮影に使われたのは『アバター』と同じFUSION 3D。

(アバターの写真)

カメラというより、カメラを固定し調整する装置が同じってことだね。

(キャメロンの写真)

ちなみに『アバター』監督のジェームズ・キャメロンとカメラ技師のヴィンス・ペースが設立した、キャメロン・ペース社が提供しているシステムだよ。



『アバター』と同じ3Dシステムなんだ。それはかなり期待できそう!



FUSION 3Dはもともと『ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密』のためにペースが組んだシステムを改良したものなんだ。

(センターオブジアース写真)

キャメロンの映画以外にも『センター・オブ・ジ・アース 3D』や『ファイナル・デッドサーキット 3D』、『バイオハザード IV
アフターライフ』、『トロン:レガシー』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』とか、たくさんの映画で使われてる。



『センター・オブ・ジ・アース 3D』は私も見ましたん。
他も知ってる映画ばかりだし、結構よく使われているシステムなんですね。FUSION 3D。
ちなみに「ふしおん」じゃなくて「ふゅーじょん3D」すよね…(爆)



そそ。ちっとは3D映画の仕組み、わかってくれたかな?
んじゃ次回は同じ3D映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』との違いをレクチャーしてみるか。



同じ3Dでもまた別の仕組みがあるんだー。
どんなんだろう…?

(続く)

【特集/トランスフォーマー集中講座】3Dの秘密①「3D映画ってどんな仕組み!?」

Transformers%3A%20Dark%20of%20the%20Moon

時には自分でオペレートするほどカメラワークに凝るベイは、業界のお祭騒ぎをよそに、デカくて重い3Dカメラには懐疑的なスタンスだった。ところがスタジオからの要請で、今回ついに筆を下ろすことになったのだ。

ベイの過激なアクションは素の状態でもじゅうぶん体感的だけに、3Dだと激しく酔う気もするのだが、それでも味わいたくなるのがファンの性。
いやファンならずとも、派手さを極めるベイこそは「もっとも3D映画が見てみたい監督」ではなかろうか。
映像革命を売りにしてきたシリーズだけに、シメの今度もどえらい革命を期待せずにはいられない。

問題は、無茶ぶりカメラをはじめとしたベイらしさが、3Dでどこまで生かされているかだが……



おや、ツバサちゃん。どうしたの?



それはね、ここ(http://3d.panasonic.net/ja/)とかでお勉強してね。



しょうがないなあ。

簡単に言ってしまえば、2台のカメラで左右の視差がある2つの映像を撮影。
一緒に投写された2つの映像を、3Dグラスが左右の目に振り分けることで、視差を生みだし立体物を見ている気分にさせるんだ。

(3Dカメラの写真)

通常はこんな感じに2台のカメラのレンズを、左右に並べて撮影してる。
ちなみに人間の目は眼球運動(近くのものを見る時は眼球が寄るなど)によって、奥行きの違うものでも正確に把握ができる。
現在はこの動きを取り入れて、被写体との距離に合わせてレンズの間隔を調整し、より自然な立体感を出している。

以前はレンズの間隔が固定だったり調整が大変で、うまく効果が出なかったり、撮影に手間がかかったりして大変だったんだ。



今回の3D撮影に使われたのは『アバター』と同じFUSION 3D。

(アバターの写真)

カメラというより、カメラを固定し調整する装置が同じってことだね。

(キャメロンの写真)

ちなみに『アバター』監督のジェームズ・キャメロンとカメラ技師のヴィンス・ペースが設立した、キャメロン・ペース社が提供しているシステムだよ。



FUSION 3Dはもともと『ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密』のためにペースが組んだシステムを改良したものなんだ。

(センターオブジアース写真)

キャメロンの映画以外にも『センター・オブ・ジ・アース 3D』や『ファイナル・デッドサーキット 3D』、『バイオハザード IV
アフターライフ』、『トロン:レガシー』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』とか、たくさんの映画で使われてる。



そそ。ちっとは3D映画の仕組み、わかってくれたかな?
んじゃ次回は同じ3D映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』との違いをレクチャーしてみるか。

まさかのマサカー、まさかの鍵はNae『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー』

投稿者: shun at 00:40 / カテゴリー: 殿井君の奇妙な生活 / 0 コメント

現在全国順次公開中(8月16日にはDVDリリース)の『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー』(09)は、アイスランド初のスラッシャー・ムービー。

監督はフレドリック・トール・フリドリクソン監督の『春にして君を想う』(91)等には編集として参加していたジュリアス・ケンプ、脚本がビョークの歌曲の作詞なども手がけているシオン・シガードソンと、一見ホラーとは縁遠そうなメイン・スタッフによる本作だが、原題カタカナ表記邦題からも一目瞭然、『悪魔のいけにえ』(74・原題は“THE TEXAS CHAIN SAW MASSACRE”)等の先達へのリスペクトがあふれている。

世界三大捕鯨国というお国柄を反映し、捕鯨禁止で職を失った捕鯨一家がホエール・ウォッチング客をまさかの血祭りにあげていく作品の、その正当なオマージュぶりの証左として、『悪魔のいけにえ』の人間屠殺一家の最凶殺人鬼“レザーフェイス”役で知られるガンナー・ハンセン(彼はアイスランド出身だそうだ)が、ホエール・ウォッチング船の船長役でゲスト出演しており、虐殺ならぬ乗客のマサカの悪フザケの巻き添えで『オーメン』(76)の神父様状態の串刺し死を遂げるのもポイントだ。